2012年4月9日月曜日



今日は強風が吹いています。 赤浜の漁港にいるとまるで地震で地面が動くような感じがしたり、テントの中で仕事のお手伝いをしていてもテントが飛びそうな強風が吹いています。 海の近くに車を置いていたら帰る前には車のガラスが海水の飛沫で外が見えなくなるような現象に会いました。 強風がすごいです。
お手伝いをする傍ら、話が進むといろいろ震災のことを話してくださいました。 この家は車三台それも当日着いたばかりの新車、それに漁船は4艘、実家はリペアをしたばかりだそうです。全く何も無くなったそうです。 残ったのは借金だけだそうです。 ただこの家の息子さんが根っからの海好きで、『海は銀行』だと言っているそうです。 お母さん、妹さんが話してくれました。震災の翌日からその兄さんは働き始めたそうで、消防や家族が危ないからと言っても聞かないそうで、毎日すごく働いています。 彼一人ぐらい赤浜の漁港で最後の5時くらいまで家族と働いています。 本当に感心しています。 こんな人を手伝って、応援しています。

ワカメも今は彼一人くらいが一生懸命に働いて生産しています。 被災してもらったお金は100万円くらいだそうです。 あれだけ集まった義捐金のお金、政府はそう使って、どのように配分したのでしょう? どうしたのでしょうね? 
彼らは生きるため、それでも生産するためにいろいろ物を買わなければならず、お金も必要です。 それでも一生懸命に働いて仕事をしています。 頭が下がります。 元気で逆に力をもらっています。 明るいです。


 これは大槌漁港で、お手伝いをしている場所は後ろの緑のネットがぶら下がり最初の白い布(テント)の中で仕事を手伝ったり今日は棚を完成したところです。


 この写真は先月11日の一周忌のときに僧侶をたくさんお呼びして祈りを頼んだようです。このときの写真があったのでお見せします。


多くの僧侶が参加されお祈りをしているところです。 この場所はダメージが大きく全く手が入っていません。 働いているところは隣の魚を並べるただ屋根の付いた広いスペースを4家族の漁師さんが使っています。

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