2012年4月17日火曜日

被災地から仮設住宅へ、アジサイの移植

この場所は大槌町のはずれ、第28地割りといわれる部分で、大槌湾の中の小さな入り江に属するような場所である。右の白い看板まで津波が押し寄せ、火事が起こり、右側の家屋は幸いに火災を免れたようだ。 しかし炎は前の壁面を焦がし、屋根の下のパネルを焦がしそのパネルは少しづつ板を落下させている。 もう少し火勢があれば炎は天井に入り一気に火災を引き起こしただろうと容易に観測できる前の家は完全に火災で焼失している。周囲のやぶや樹木も火災を受けた証拠を残している。
今朝はコンお左前の大家さんが所持している裏山の敷地にあったアジサイを下さることになり、社協が仕事をカリタスジャパンにお願いした。そこで自分を含む3人が参加し、他の府県から来られたボランティアさんを含めて14,5名でアジサイの移植をした。 裏山の岩石を含んだ土地から掘り起こすのは結構厳しく、高齢者が多かったので、きつかったと推測した。


この写真が火災を免れた天井裏で炎による穴があき始めたようだ。


外にあった電気系統のケーブルも溶け落ち始めていたようだ。


3月11日の当日は冬で周囲は落葉樹が多かったと推測でき、その中に焼けただれた樹木がまだ立ち枯れて残っていた。


ここは取り残された家屋の一部でふろ場だったようだ。 ステンレスの浴槽だったろうか、炎の勢いに焼けただれて残されていた。


上の山で掘り起こしたアジサイは、軽トラックで移動し、大槌川の上流の和野っ子 ハウスの整地した斜面が残っており、そこに移植した。


赤の上下の人が社協のリーダーで、移植の仕事をリードしてくれた。


他の色のボランティアさんたちは、各県の人々で、うまくかみ合わないときは文句を並べた人がいたが、このようなボランティア実に迷惑だ。 リーダーも被災者のかたがT あで、もっと気を配ることが必要だと痛感した。このようなボランティアは来ないほうがよいと自分は感じている。


この色のビブスはカリタスジャパンの共通の色で、これを着ていると自然にボランティアさんだとあいさつやお礼を述べていただける、ありがたいジャケットだ。


今朝はこの斜面にアジサイを植えたので、今後この仮設住宅に手入れに行く必要があるようだ。
古枝を払って、芽吹き始めた枝を残して少し剪定してみた。
花が咲くことを期待しながら、今日の仕事は2時ごろには終了した。


今日ボランティアに参加していただいた、全国各地からはせ参じた人びとでした。


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