2012年7月25日水曜日

7月20日 吉里吉里漁港で土嚢作りをする


これは珍しいボランティアの仕事で、前日に土嚢作りと言われ、土嚢なら安渡漁港と早合点し、その気でいたのが、この夜安渡漁港の漁師さんにお会いでき、明日土嚢作りを言われたけど、ありますか?と質問をしたら、私どもはあすカキの水揚げがあるので、土嚢は予定していないといわれ、びっくり、どこだろうと考えた。
翌日社協にゆくと、土嚢作りは吉里吉里漁港と言われ、指定のボランティアさんたちと時間に行ったら既に仕事が始まっていた。
漁師さん8名くらい、ボランティアは自分をいれて6名ほど。 どれくらい作るのか尋ねると1600個。かなりの数である。最初に安渡漁港でつくったのが850個ほどだったかな? その2倍かなりありますね。
仕事はフォークとショベルカー2台、プラスティックのパレット数枚、ホッパー1台、安渡漁港より古いもの。土嚢のつくり方、口の締め方少し違い、しかし合理的。 フォークの使い方はもっと合理的でした。1枚のパレットに土嚢を小砂利で満たしたものを8個いれるとフォークで移動しそれを縛るグループが口を閉じそれをまとめて8個で縛ってこれが1つで直ぐにフォークリフトで移動、その後フォークはホッパーのところから土嚢のパレット縛るところに移動してこれが連続の仕事でした。
合理的で早く、安渡漁港の同じ人数で倍の仕事ができたようでした。


これはショベルカーで小砂利をホッパーに入れるため。一すくいでホッパーはほぼ一杯となり、8個の土のう袋で半分位は終わっているようだ。従って小砂利をすくって入れるのも途切れることは無かった。


ホッパーの上から砂利をすくいショベルで上に貯め、下で袋に詰めるグループが待機し、流れ作業で仕事が順調に進んでいます。 安渡漁港では土嚢に入れた砂利袋を1つ一つ運んだのがまずかった、これは次回のために教えたほうが良い。


土嚢の口の縛り方も合理的で同じ結果だが多分倍早いと思う。 良いことは伝承で教えたほうが大槌のためになると考えている。 ボランティアのグループも最初は縛り方に戸惑ったがなれるもので最後は漁師さん並みに縛っていた。


8個を1グループとしてまとめるのは自分の役割で、安渡漁港でもやっていたので手際良くできたと思う。 実はこのフォークの漁師さん安渡漁港に船を係留し以前時々自分とお話をしたことがあると言っておられた。 それでカリタスジャパンのボランティアを知ったようだ。


漁師さん達はやはりなれており縛り方は自信があるのでしっかり結んでいて、時々自分たちのしたミスを修正して下さり、結果的にはしっかり絞った土嚢ができていた。


土のう袋一つ約50kg、以前安渡漁港で作っていたとき先端の固くない普通の長靴でこの袋を親指に落としたことがある実に重くショックでした。 こんな仕事は必ず安全靴を着用すべきだ。8個一緒だからおよそ400kgはあるだろう。フォークがないと仕事ははかどらない。


このグループも連携で一人が砂利を出し、適量になる様にコントロールし、一人が土のう袋を開き8個パレットの上に並べ落下しない様に置くのもむずかしいのだ。 手の空いた人はその間に口を縛ってくれ次の工程が少なくてすんだ。


右端の漁師さん土のう袋をしっかり結んでくれ、結び方を教えてくださった。 その後まずい出来の土のう袋を再度開いて絞り直してくれた人でした。


この漁師さんは大きな漁船の持ち主で、今回の仕事のまとめ役のような方で色々と話すことができたのが収穫で、吉里吉里漁港の漁師さんと仲良くなれたのも結果的に良かった。


最後に近づいた頃のショベルカーで救えなくなった小砂利をまとめてスコップでショベルに放り込んでいる風景で仕事が終わりに近づいた。


今回土嚢作りに参加した全員で合計12名のようだ。 そうして出来上がった土嚢は1600個と聞いている。しかしそれほど疲れることもなく仕事が完了した。

現在私は少し休みをとり明日東京に帰って報告をします。

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