2011年8月1日月曜日

今日の仕事はマリンゲート近くの駐車場の改造

2011/08/01
今日の自分の仕事
その前にミスをしてしまった。
一気に人数が増えたので、朝からばたばたしており、新しい入所者の写真を早朝から撮影し始めた。何も気にすることなく出発までには10数人撮影し終わり、恒例の出発の写真も撮影し終わり、パソコンに向かうとなんとカードリーダーにコンパクトフラッシュが刺さっているではないか! ガーンだ!ショックはひどい。またやってしまった。
皆になんと言おう、しかしまだ明日来てもらえる聖ウルスラ学園の高校生と先生、そして日帰りの親子、この方には明日会えないかも。そんな方も数人いらっしゃるようだが。お詫びをしたい。

その後、昨日用意した材料を現場に持ち込み小さな休憩所を改造始める。 理由はただ、作るだけで、あまり考えなかったせいか、開口部が狭く入りにくい。折角皆さんに使ってもらうには入りやすくする必要があると考え、長辺部を開くことにした。 止めているビスを全部取り払うが、1本だけ、抜けない。べつのドライバーを使って力でトライしてもびくともしない。インパクトドライバーを求めることにした。今日は駄目だ。
その後長椅子を作り始め、昨日、切ってもらった木材を組み立てボンドをつけてビス止め。かなり頑丈に出来るだろう。 足の高さは合計で400mmだ。うまく行くかな?疑問があるが、出来そうな感覚で、前面をつくり、レンガを敷き、水平はまだ出していない。多分スコップか何かが必要だろう。 あす横幅をどのようにするか、地面が水平でないのでこの水平を出すのが問題だ。
今日は仕事場の前のお家に3時のコーヒーに呼ばれた。その間いろいろお話を伺うことが出来た。
ボランティアに助けていただいたこと、津波が1週間引かなかったこと。ガレキがひどく、撤去にボランティアの助けを借りた。そして自分のところは車が5台流されたこと。その中でクレーの付いたトラックが一番高かった。軽自動車、乗用車、トラックと大変痛かった。 水は230cmほど入ってきてヘドロが凄く、ほとんど捨ててしまった。今考えるとパニックだったのですべて捨てたのが、今平静に戻ると捨てなかったほうが良かった。パソコンから周りのすべてが水につかり、使えなくなった。 当時は水が大変で、最初は水を入れるのに20時間も待った。 自衛隊が入って給水が始まると比較的使えるようになった。
自分たちは船に食料やお酒、タバコ、その他食品を出していたのが、日本人が船員のときは11100円くらいで食料を出していたが、現在は船も入らず、船員が中国やフィリッピンの船員になると1500円ぐらいで、商売にならなくなった。
現在は仕事をやめようとしているが、なかなかやめられない問題が山積しているらしい。大きな問題は津波に流されたタバコやお酒の証明が必要だとか、津波に使ったタバコがあるとそれを証明し、役人立会いで焼却する面倒な仕事や、津波に流されて無くなったタバコの証明が難しいこと。 こんなお話を聞いていると10分のお休みの予定が30分となり、
仕事の最後の詰めが甘くなった。
それでも地域の住民の沢山のお方から声をかけられ、多くの被災者がボランティアの方に感謝を示していただき恐縮しております。 ありがたいことです。


これは以前に横浜サレジオの先生と生徒さんが一緒に作った休憩所で入り口が狭く入りにくいので改造したいと、今日から動き始めた。


これは棟上のときの写真でここまで出来るとそれほど立ち上げは難しくない。

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