2011年7月10日日曜日

久しぶりに大きな余震(M7.1)に見舞われた。作業中を心配した


この写真は七ヶ浜の港で有名な小屋の上に取り残された漁船だが、今はすでに撤去されている。

塩竃ベースで日曜日のミサが行われ、メキシコの神父様が日曜日のごミサを捧げてくださった。
日本語は流暢でどこの方かな?と聞き耳を欹てた。スペイン系の人かな?と感じたがメキシコは考えなかった。
お話の最中に地震が来て、かなり大きく揺れた。 長澤さんが地震だと言い、お話が少し中断された。しかし皆さん慣れているので、それほど心配することなくミサは進行した。 ただし数分後、市役所の放送が始まり『津波警報が出ています。海岸に近ずかないでくださいと警報が出て、呼びかけが繰り返された。』 ミサ中だが、ボランティアに出している関係からグループが心配で、何かの手落ちが気になった。 電話がつながらないこと、リーダーと連絡がすぐにつながらないこと。 安全の確認が出来ないこと。 今後はこの辺りの徹底が求められる。
安全確認のマニュアルを作る必要がある。 リーダーとは連絡が直ちに取れる習慣を作っておくこと。 作業場に入ったらその前にリーダーは安全確認をすること。 実行をすること。 ここでは万が一どこに逃げるか、決めておくこと。高台はあるのか? しっかりしたビルがあるのか、当日の仕事場に入る前にリーダー、サブリーダーとちょっと回り確認すること。 安全な場所に避難し、ベースに電話を入れ指示を仰ぐこと。携帯のラジオがあると便利。(NHKにあわせラジオを流しておくこと。) 津波警報が出ると避難すること。

ミサ後、七ヶ浜を案内する予定だったが、注意報が解除するまで動かなかったことは正解だ。もし動いて事故に巻き込まれると取り返しがつかないから。 しかし12時ごろ津波警報は解除されたので、安心して七ヶ浜を案内出来た。

七ヶ浜での出来事、最初に仙台新火力発電所の見える高台に上った。驚いたことに船が走った形跡が無いのに直線的な波が(高さ4,50cm?)くらいの波が岸に向かっていた。カメラを持参していなかったのが残念だ。自分の推測だがあれも津波だったと思う。 そして岸に達し、白い波が何回か飛び散った。
津波警報が解除されていたが・・・・・ 普通の波とちょっと違った。普通の波は少なくとも切れ目があるのにその波は切れ目無く同じくらいのパイプライン型の波であった。

藤本さんのグループの友達、四元さんを一緒に見学でつれて行き、l最後は彼の希望で極楽湯でおろして帰った。 夕食は無く、外食で和食を紹介し行く予定にしていたが、他のグループがラーメンを食べたいとなり、それなら極楽湯のそばにラーメン店があるので、挨拶の出来なかった四元さんをびっくりさせようと、そこに行くことにした。『タケチャン』が彼を迎えに行き、びっくりさせ、つれてきてくれた。沢山いたので本当にびっくりしたようだが、大変喜んでくれた。 皆と別れた後はどーッと寂しさが増すらしい。良く聞く言葉だ。 四元さん何を考えて東京に帰っただろう。 大変ありがとう!

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