2012年11月25日日曜日

船越湾の堤防 破壊



昨年の3月11日の津波で破壊され、浜辺に転がされた大きな堤防のコンクリートでさえいとも簡単に移動させることのできる津波のパワーの凄さを今でも見ることができる。
青森の二戸あたりから下の南相馬までを見ても堤防の復興を見たところは一箇所もない。 まだ震災当時のそのままが海岸や海中、または市街地に流れ着いたものさえあり、すべて一トンの土の入る応急の土嚢に土砂を入れ積み重ねて波の侵入を防いでいるところば100%でまだ堤防の1つさえ、クレーンで動かしたところを私はまだ見たことがない。
それだけ復旧が遅れていることの証だろう。
これに再度津波が襲ってきたらどうだろう。 高さ1mほどでも容易に内陸部に侵入してくることがみえている。
しかし工事は内陸部の被災地の整備が先決問題で、との他のものは二の次でいつになったら動き出すのだろう。
被災地の高台移転で少し進んでいるような雰囲気が南三陸町で国道45号線の右手の山の斜面の杉林が伐採され始めているのを見ることができたが、決して大きな面積ではなかったと記憶している。
後ろの鉄骨しか残っていない建物は水産加工場のあとかな? ここはすの周辺が船越や山田町のがれきの集積場と種分け場となっている。

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