2012年5月4日金曜日

大槌町大雨に打たれる。


朝起きたらこんな状態で町中が浸水していた。 大変だ。

岩手県の大槌町
今日は大雨、仕事が中止になる位でひどい雨。
朝目が覚めたら5時、雨は昨晩から降り続いている。 外を見ると驚いた。
基礎のコンクリートを残し周囲はみな水浸し。 まるで田んぼか池かまるで区別がつかない周囲一面が水の中だ。 写真を撮る。
その後、ミサが終わり、朝食を済ませて仕事を待っていたら、すべて中止の知らせ。『お茶っこ』に『ワカメ』すべて中止となる。理由はいたるところが水没して、仮設住宅から出られない、仕事場に行けないのが理由。
その後、ボランティアからの情報でコンビニが水浸し何とかしたい。 それなら緊急に今日の仕事はそのコンビニのお手伝いしたら?とスタッフに相談。
手伝うことに決定。 作業道具を考え、車に積み手伝いを募り男性女性合計で10数名がコンビニに急行。 お手伝いを申し込んだら、自分たちでやれるからいらないといわれ、それでも中や周囲をチェックするとかなり水が入ってきていることを確認。 年配の男女だったが、『手伝います』と半ば強引に手伝い始めた。 やる仕事はいろいろ増え、コンビニの責任者も助けが必要なことを認めたらしく、自分たちの手伝いにまかせ始めた。 周囲の側溝は上からの雨水を処理できず、いたるところから水があふれ出し、店の中の製品は水につからないように水をかいだしたり、パレットに商品を積んで浸水に備え結局10数人が手伝ってお昼までに解決できないくらい水が出たが、商品をぬらさず一応終了できた。
9月の塩釜の台風で浸水した時の事件を思い出した。


海のように雨水がたまった被災地の大槌町。 朝5時の写真


車の残骸の残った場所にも雨水が押し寄せ水たまりを作っています。


これは大槌町の町役場。ここも雨水の浸水に見舞われた場所。


新しくできたコンビニエンスストアー近くの速攻から噴き出す雨水。 勢いが強すぎて大きな石を持ってきて水の方向を変えた。


中央の大きな塊が被災地から探してきた重さ30kg以上の石。 少し噴き出す水の方向を変えることができた。


別の側溝から噴き出す雨水。 あまりの多さに側溝の許容量をはるかに超えてしまった。


知らない土地間で入り込んだ道路に思わぬ落とし穴。 はまり込んだ乗用車最後は消防のレスキューが来て車を引き揚げた。


この旧生活支援センターの前には大きなくぼみができていた。 ここに車を乗り入れるなんて無謀なことだ。


岩手ナンバーだが知らない土地は用心して運転したいもの。 浸水地は側溝の蓋があいている危険が潜んでいる。 引き上げられた車。 レッカー車がきて修理工場に移動となった。


お昼頃はこんなに雨水が被災地に溜まってしまった。 おかげで赤浜漁港の仕事は中止となった。

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