2012年2月16日木曜日

大槌町の植田医院の解体

1週間ほど前から始まった大槌町で目立った白いビルも今日ではほとんど解体が終了し残った部分は1階のみで、すでに重機が入り、朝から仕事が始まっている。 この写真は解体以前のもので津波に打ち抜かれた1,2階の什器の流れ出した出口がわかる。


これは植田医院の在りし日の写真である。この辺りは津波が2階の天井ほどの高さで浸水してきたようで、現在私達が使っているビジネスホテル寿も同様な被害を受けた。


この被害のひどい部分は建物の弱いところだろう。 海水が一気に入り建物の中の什器を持ち上げ、海水の威力が強いので、押し出す部分が見つからず、ついにはこの壁面の部分が破壊されて、屋外に流れ出た様子を想像することはよういである。


今朝(2012年2月16日)の周囲のシーンだが、白い植田医院は残っていない。


ユンボが黙々と唸りを上げて周囲のガレキをダンプカーに載せている。


この写真は3日前に入ってくださった横浜サレジオ高等学校の生徒さん達。 大学の入学の決まった生徒さんで、写真洗浄やベースの周囲の清掃をしていただいた。
ビブスはカリタスジャパン大槌ベースオリジナル。 撮影者は自分
左下古木神父、右端片岡さん(ベースの責任者) 左端引率の先生

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