2012年2月3日金曜日

20120203 雪に覆われた大槌町


今朝は先日からの雪は残っているものの、快晴のスタートです。
昨日から修理にとりかかっていた屋上タンクの注水のために朝早くからタンクに入り、タンクを洗い注水の準備をした。 問題は排水のための一部の鉄管が凍結し水が抜けずに困った。 ガレキの残っている場所にこのベースを改築した廃材が残っていた。 天井を支えるための長いネジが沢山残っていたのでそれに古いタオルをまいて石油をしみこませて火をつけ鉄管を暖めることにした。 数分で結果は出た。 ゴボゴボと音とともに上にたまっていた水が配水管に落ちてきた。鉄管をブロックしていた氷が解けた結果だ。これでタンクの中が綺麗になり、注水が始まった。少し貯まってから他の水を抜き、なるべくタンクの中の汚れを少なくするために再度排水をした。
現在はタンクが満杯になるように待っている。





3日前から継続している大きなビルの解体も順調でほぼ半分が終わったようだ。 解体の土ぼこりもひどく水をかけながらの解体が進んでいる。




自分が修理の担当をしている4階の屋上にある水タンクのツララは、昨日までに成長したもので、昨夜は水が入っていなかったので巨大化は一時ストップだ。


逆光で写した写真は綺麗で、氷の透明度が高い。 水道の水をポンプアップしているので、氷の質は高いと思う。


4階の上のタンクに這い上がるので、結構な高さであまり下は見たくない心境だ。


解体現場のカニの爪は大型で、どんどんコンクリートでも鉄筋、鉄骨でも無造作に解体を行っている。 切り落とした鉄骨の梁もご覧のようにはさんで切断してしまった。


真っ白な雪に覆われた被災現場の大槌町。 奥が国道45号線でスーパーマーケット等のある、今人の一番集まるエリアだ。


小鎚川の河口にある水門だが被災したそのままで、多分ほとんど機能していないと思う。 町の解体、整理が先決でここなどかまっていられないのが現場だろう。



ほぼ半分まで解体が進み、床を落とし、屋根をはぎ、重機はどんどん仕事の進行を加速している。

0 件のコメント:

コメントを投稿