2011年6月19日日曜日

震災のヘドロ

昨日のボランティアの方々が仕事に出た後、塩竃をたち東京に出てきています。 それはサレジオ会の方々が集まるのでその中で、震災について話してくれといわれ、人数が沢山集まり、その草の根が広がればと350kmくらいならば頑張って話しに行きます。震災後3ヶ月、被災地はようやくガレキの撤去が幾分まとまり、整理が付きはじめたなと感じているこのごろです。
そんな中で数日前に再度女川につれて行き、その津波の力のすごさに改めて『ためいき!』でした。
なぜこんな強い力で日本の三陸地方が破壊されたのだろう?と感じます。
木造の住宅は粉々に粉砕されガレキとなり、『この震災のシーンは皆同じだね』と現場を知らない人は簡単に言いますが・・・・
先日、寒風沢島(サブサワ)で現実に遭遇しました。 定置網にかかったごみやヒトデを網からはずし、かなりの量になりますが、漁師さんなにも考えず、昔のままにやはり自分の一番近い桟橋に行き、そのごみを海に投棄してしまうのです。 ヘドロの原因をもっと追求し、それが2度と起きない対策を立てるべきだと思うのに、現実は同じことの繰り返しをやるのかと、悲しい思いです。 石巻のヘドロの凄さ、今後人々に与える苦痛、これらの住民の方々、自分でこの原因を作ったことわかるだろうか?
『自業自得』と自分は今も同じ館がです。 汚い海にした、日本人に海が返球したのです。『わかってもらえるかな?』

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