2013年4月17日水曜日

女川の横転したビルと20110413 気仙沼松崎


このビルも女川の横転したビルの一つで、手抜きの結果がこのようなことに繋がったのではと推測出来る。 パイルも土台のしただからオーナーに見られることもないし、先ずひっくり返るなど誰も予測できないので短いとか細いなど気にすることなく施工されたのではと疑問を持つ。


これは気仙沼の中心街から半島一つ仙台側にある松崎地区でやはり鉄筋コンクリートの建物は比較的津波にも耐えているが窓や扉をガレキと津波が押したので破壊されてしまった。 ご覧のように津波は高台の足元まで迫っているのだが、上にお仕上がって気配はない。


国道に散乱したガレキをガードレールの向こうに押しやったのか、津波で流れ付いて来たのかは定かではない。


道のそばに積み上がった瓦礫の溜まったところ。 この街に入って見るとほぼ壊滅して残っているのはほんのわずかな建物だけだった。


幼稚園かもしれない。 津波はどこまで浸水したのだろう。 幼稚園なら子供たちは全員無事だったのかな? 1階は完全に水没したことだろう。


破壊された住宅と胴体から離別した屋根が流されて終着点はここ。 トラックも同様。ドライバーはどうだったのだろうか? 今後は高台に人々が住み始めるだろう。


破壊された住宅は区別なく津波が襲ったのだが、その中でやはり破壊されたモノは少し古くなった住宅や、十分な予算がなく安く仕上げた住宅は多くが、犠牲となったようだ。


頑丈そうな新築の住宅も津波に耐えて生き残ったのだが、1階は必ず被災しているので、再興ができるかは微妙な問題だろう。 住宅自体が少し動いたり歪んだりしている可能性も大きいので。


破壊された住宅はこのようなガレキに変化したものが多い。 海も近いので漁具やホタテ、ワカメの棚などもガレキに混じっています。


高台の麓まで破壊された住宅やその他のガレキが押し流されて来ています。 もう少し高いところに住んでいたら助かったのに。 日本の国土は津波がくるのが分かっているのにもかかわれず、高台の開発が進んでいないのが問題だ。 つい便利な低地を選んだ生活した人々が今回の震災の津波にやられてしまった。 今後は高台を中心に生活が展開することを願っている。


現在自分のいる大分県の中津市の高台に生活しているのは、大型の津波が来ても一応安心だ。 海からの距離は2KMほどかな? 山国川が流れているのでこの山国川の周囲は危険地帯だ。


このあたりは高台で、ガレキを押し流した津波の到達地点のようだ。 これらの住宅より上は被災から免れたようだ。


これは後ろの住宅の上までガレキが津波によって持ち上げられたのだろうか?


松崎地区は半島を持っているので、気仙沼湾の外にあるので、気仙沼がつくったヘドロの影響は少し少ないようだ。

0 件のコメント:

コメントを投稿