2011年11月8日火曜日

釜石市小白浜港の現状


釜石市から仙台方面に上ると小さな漁村があるのだが、気を付けないと入り切れずに通過してしまう地形だ。 そこは小さな漁村だが漁港の高さに位置した地形に住宅地が造成され、危険は気が付いていたようだ。そのためか、高潮や津波から人家を守るために巨大な堤防を築いたようだ。 その巨大堤防を乗り越え、押し開き高台まで押し寄せた巨大津波に驚かされるばかりだ。
このときはすでにガレキの撤去もほぼ終わり、1台のクレーだけが漁港で唸りを挙げて仕事をしていた。 魚の加工かカキの選別工場かは定かではないが漁港の長い建物はガレキの撤去だけが終わり、壊された家屋はそのまま立っていた。


これが漁港近くの長い建物の一部だ。 まだ仕事をしている気配はなかった。


堤防に囲まれたくぼみの中はすでに土台も多くは壊され、更地になっていた。


高台に建てられた住宅はほとんど壊されることなく建っている差に驚かされる。 巨大な防波堤の一部が破壊されそこから海水が侵入し被害を大きくした場所。


漁港から見上げた高台、桜の木が2mほど津波で沈んだ現地



壊れた漁船が、塗装待ちの船かは定かではないが、陸の上に海上で働けないものが沢山横たわっている。


津波で一部漁船の船体が傷んだものが修理を待っているようだ。

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