2013年9月4日水曜日

20110524 石巻港周辺と住宅街被災9

中津市 今日も雨ですね!
いつまで続くのだろう。
雑草は取りやすくなるが同時に雑草の芽がでて野菜の芽と区別ができない!
自然はすごい。 自分が生き抜くために、新芽は紛らわしい。 そして足で踏んでゆくと雑草は実に抜きにくくなる。 困ったものだ。


ここは門脇小学校。 5月中旬でこのような状態でした。周囲は住宅街が津波で破壊され、津波に乗って押し寄せて来たがれきが周囲を破壊し、がれきを置き去りにした。 自動車も原型を止めない。 海はこの小学校前、800mくらいか。そこから何の抵抗もなく、防波堤を軽く乗り越えた津波は一気に石巻をがれきにしてしまった。


前の写真は火災でひどく火炎と煙を吹き上げたらしく学校の後者の壁を煙で黒くしてしまった。 ガレキに入り、流されて来た火元が可燃物にぶつかり火災をひどくした。 壊れた住宅のガレキは一気に火災を呼び、プロパンボンベ、漁船のストックした燃料も火災の原因となった。


このコーナーにはありとあらゆるガレキが流れ着き、特に墓石とその他のガレキの混合が目立っており、どのように整理するか他人事だが心配だった場所だ。


赤い車は消防車、小さいから自治体の消防団の消防車だろう。 避難勧告に動き回っていて、最終的には津波に飲み込まれたようだ。運転者は助かっただろうか?


後ろは学校の一部か?それとも擁護施設か? 温室のようなガラス張りの施設だがガラスは皆津波で破壊されてしまった。 左側にイチョウの新芽が出たらしい。 『生きた化石』と言われるだけあり、実に強い海水に浸された樹木は多くは死んでしまうが・・・・・ その手前の樹木少し枯れ始めているようだ。


これも実に驚いたシーンだ。日本フーズの燃料タンクか? 津波の時にジョイントが破壊され、多分タンクの上部に空間があったので浮力となり津波に浮き上がって最後は引き波で沖の堤防に打ち上げられてしまったようだ。


こちらは設置されていたところの燃料基地だろう。 一つは横転し。 流されたタンクからはもちろん重油が流出し火災の原因ともなったようだ。


これも港に停泊していたらしい漁船だろうが、陸地に津波によっておしあげられ海産物倉庫の前で停泊してしまったシーンだ。海に戻せばそのまま使えそうだ。南三陸は海に囲まれているのでそこにあった漁船やその他のものは津波で内陸部にたくさん押し寄せて来た。そして海の中に引きずり込まれたものもたくさんある。

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