2013年7月5日金曜日

塩釜港の被害と20110414 石巻


このスケッチは石巻の日本製紙工場の近くにあった簡単な鉄筋コンクリートのアパート風だが、海が近く、津波の直撃を受け崩壊していた。
すでに解体作業が近くで行われ撤去は時間の問題のようであった。作業の邪魔にならないように避けながらスケッチをしてきた。


塩釜に2012年4月14日に記録したもので港の近くには津波で横転させられたボートがそのまま放置されていた。


この船の後ろは塩釜のスーパーマーケット、マックスヴァリューだと思う。フェンスが入っていることは近々再開を願って仕事に入っていたのかもしれない。


この船は塩釜港のみなと祭りの時に使う特殊な船で、1年に一度しか使わないようだ。塩釜に津波が入ったとき海水が堤防から溢れ出し、その時この船が流されないように頑張っていたが、海水の量が限界を超えたとき堤防に乗り上げこの時の撮影に臨んだ。


その中の一台は陸に乗り上げることなく耐えたので、海面に停泊していた。 この船は8月の港祭りの時飾りつけをして神輿を載せて港を動くことになっています。


これは塩竈マリンゲート付近から撮影したもので右側に港祭りに使う2艘の船と左は大きなスーパーマーケット、マックスヴァリューで、震災当時はこの屋上に多くの人々が避難していてこの道をホンダフィットが流されるシーンもありましたね。


これは塩釜港の奥の方で、津波はこちらから奥に押し寄せ氾濫して市内に流れ込みました。右側は古い塩釜のドックや漁業関係の仕事場等がありましたが、古い建物は色々被害を受けております。


マリンゲートの反対側の岸壁で、これは船を修理したりリペアーするドックのクレーンだと思います。クレーンの奥の平屋は低くなっているのは柱を攫われた建物が1階を押しつぶされた写真だと思います。


津波が港の奥に向かって押し寄せたときかさを増した津波は氾濫して対岸を流して行ったようです。破壊は免れましたが、浸水による被害も大きかったです。


簡単な仕事場はスレートなどの壁面を使っていたので簡単に外壁は剥がされてしまったようだ。

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