2012年1月6日金曜日

釜石から仙台よりの小白川 唐丹町の現在

釜石に遠征したとき、時々案内する唐丹湾を擁した小さな漁港、20110311の被災当日は世界一の防波堤を持ちながらそれを倒壊され浸水しそこを囲まれた部分は壊滅した。 4月の最初に撮影したガレキの集積した場所は脚の踏み込むスペースさえなかった。
この防波堤はギネスブックの世界一に登録された防波堤で高さ8Mほどもあろうか、巨大な防波堤だ。震災の20110311後の4月の初めに撮影したものと現在の整理された唐丹町を見比べて欲しい。

現在私は少しの休暇で東京にでています。


4月初旬にたまたま見つけた場所で、このようなところがあったのかとびっくりさせられた小さな漁港。


撮影した当初はまるでゴミ箱のように津波が破壊した集落がその中に残されてしまい、津波はこの巨大な防波堤でさえ押しころがし、津波が押し込んできたのだ。


高台から撮影したくぼんだ集落の写真だ。


この写真は数日前に撮影したものでガレキもすっきり片付いて残るはコンクリートの土台だけが当時の惨状を残していて、ガレキの面影は残っていない。


『何だ!この堤防は』と住民に嘆かれた倒壊現場はまだそのまま残されていた。


上の被災当日の写真と見比べて欲しい。 ガレキの撤去が終わった唐丹町(とうにちょう)


この高台の1段目までおよそ2Mほど津波が駆け上がり最初の段の1階を破壊していった。


一体このスペースは何に使われるのだろうか。これは上の国道45号線から撮影した。


防波堤の一基の重さはどれくらいだろう?コンクリートのブロックで4,50トンほどあるのかもしれない。重さが相当あるので、この重さなら津波にも耐えられるだろうと、安易の安心で、べた基礎を作りそのうえに乗せただけで今回の津波の大きさには耐えられなかったようだ。
どれくらいの津波の重さだろう高さ10m奥行き20kmから40kmほどか長さは400kmこれが津波の重さかもこれが津波の威力とパワーだろう。

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