塩竃市の浦戸諸島の寒風沢(サブサワ)の岸壁がこのように海水につかりだしたのを見て驚いている。それは多分今回の地震で海底が地盤沈下したのだろう。桟橋がいろいろなところで海水につかり始めていたのに驚いた。
寒風沢(サブサワ)の内部は変わっておらずに、ガレキの山は大して減ってはいなかった。それでも島内の住人が木材を燃やしているので、場所によっては瓦礫の山が少しだが減っているのは確認できた。 この作業もボランティアで出来るのかもしれない。
これは3月11日の津波で大きくフロントウィンドウが壊れた軽トラックが当日から残されていたようだ。軽トラックは島内で大切な運搬手段だ。 この島内で借りることが出来れば仕事がかなりはかどることは目に見えて明らかだが・・・・
地上デジタルテレビが始まる日本だが、古いテレビを見つけた。 島内のある家にはこんな歴史的なテレビも残されていたようだが、津波で押し流されたことにより捨てる決断がついたのではないだろうか?
島内には比較的便利な広場が無いために桟橋近くの空間に島のガレキが集められ、少しずつ火の中に入れられて量を減らす努力をしていた。これもボランティアで手伝える部分のように見える。 そのときはバケツかそれに変わるものを持参し類焼しないように海水をそばに用意すべきだろう。
この大きな土嚢は大潮や台風に備え海水の侵入を水際で防ぐために用意された。これくらいのサイズになると重機をもってこないと簡単ではないようだ。小さな土嚢を黄色い袋に入れて作るのか?
この寒風沢(サブサワ)では軽自動車が比較的あった。同時に寄付された軽自動車を見つけたのでうまく交渉すると仕事で借りることが出来るかも。 問題は塩竃の社協が手を引いてしまったのはいただけない。ボランティアグループにもっと協力して自分たちが努力をすべきだろう。
ガレキと土嚢袋が同居しているのも小さな島のためなのだろう。地盤沈下さえなければ、こんなもの用意する必要は無かったのだろうが・・・・・ 地震の副産物としてまたして大きな問題を提供してくれた。
右奥の建物はこの寒風沢(サブサワ)島の特産『カキ』の仕事場で、そこも津波に洗われ現在は使われていないが、再生して使うのは難しくないようだ。これもボランティアで何とか出来そう。 そして側溝とガレキの燃やし、共同便所の再生は出来そうな仕事だろう。
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