2011年6月6日月曜日
石巻港の前の住宅街
門脇小学校周辺の被災は甚大で、原因は石巻港の外洋があまりにも広く開けているので今回の400km以上に及ぶ津波は簡単に工場や倉庫群を飛び越し住宅地も襲った。 ガレキは最初の地区より進歩している。
ガレキの整理は進み小さなガレキが残すだけとなりこの周辺の整理はますます早くなりそうだ。 反対に午前中に入った住宅街は少し遅れているのが気になっていた。
なにが原因で起きたのかは定かではないが、火災の後が残っていた。このビルも少し火災の影響が見られ黒く焼け爛れているのが気になった。 このビルの後ろには水溜りが出来蚊の発生源になりそうだ。
ここでも目立つのはやはり、少し建築資金のゆとりのある自宅は残り、破壊も比較的少なくなっていると感じた。 周囲の道路はガレキの撤去も終わり整理され始めている
自動車の残骸も集められ津波の強烈さを今も爪あととして残している。 ほとんど原型を残さない状態であった。 今日は風が強くヘドロの蒸発は少ないくらいに乾燥し、風に吹き飛ばされているヘドロが埃として多かったようだ。
これはグーグル・アースで見つけた石巻市立門脇小学校の地図でその前にガレキの山が点在している。 現在は航空自衛隊の部隊が来て門脇町周辺のガレキの撤去に頑張っている。
何が原因で火災を引き起こしたのだろう、右側キッチン周辺から火が入り特に炊事場の焼け跡が強く、入り口の鉄の扉が焼けて溶けているのが目を引く。今日現在(6月7日)周囲のガレキの整理が進み校庭は自衛隊の重機とトラックのベースとなっている。
道路の脇には電柱がすでに立ち始め、なぜこのように企業が勝手に電柱を敷設するのだろうと? 簡単な疑問がわく。 多分政府の許可も無いのに見切り発車で勝手に作っているのは住民が家屋を建築させる呼び水になるのが心配だ。 この同じ場所に建築すべきではない。
金持ちの集団のひとつで、お寺はしっかり残っていた。 それなりにしっかりした材料を使い強く設計をすることが出来た住宅、寺社は被災地の中で目立った存在だ。
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