石巻、今まで入らなかった左部分から進入してみた。 ガレキは少なくなっているようだが、それでもあまり進歩していないように見える。 もっと中心部の燃えた小学校あたりはかなりガレキの量が少なくなり始めていると感じた。 大切な場所から手が入るのは仕方が無いが・・・・
このあたりはダメージは大きくこれくらい原型が残っているのそれほど多くない。 それでも1階は津波にぶち抜かれ、2階の窓枠が無いことはここにも海水が入ったことを意味する。 前の家は土台を残し流れたので多分前の家が後ろの家を保護した形になる。 写真の前が太平洋で大きな開口部を持つのが石巻港だ。
大きな家か工場か定かではないが、骨組みを残して津波につぶされてしまったようだ。高さ5mで400km幅の津波が太平洋から日本に向かって押し込んだその力は計り知れないもので、その爪あとは特に宮城県がひどい。
これはお分かりだろうか? ヘドロがまだくぼんだところにそのまま残り、6月3日は快晴で暑くこのヘドロがなんと乾燥し始めそのあおりで蒸気がいたるところから出ていた。これが当日の霧で、問題をクローズアップさせた。梅雨後の乾燥どうなるだろう?
このクレーンは多分日本で一番大型のサルベージのクレーンではないだろうか? その中腹が色の着いた霧で覆われ、見にくく、霧の発生がお分かりだろうか?
この写真は地盤陥没か? そこに数日前の台風のときに降った雨が残り、どこにでも逃げ出せない場所を沢山見ることができいた。 これもヘドロがたまり、夏場のかの発生、ハエの発生が心配だ。
ご覧のように薄いモヤ状の煙が見えるだろうか? 今深刻な問題として発生している匂いの問題。
早く除去しないと夏場の問題が見えて来る。 このあたりの住宅はかなり残っているが住人はほとんど見当たらない。
クレーンのフレームの部分が完全に見えなくなった。 こんなにひどいヘドロから発生する蒸発による霧の問題だ。 多分ここで20分も働くと衣服に匂いが付着しそうだ。劣悪な環境だが・・・・
土台を残して上は全部無くなってしまった地区だ。ここは山の手前でその向こうにはもっと広く広大な被災地が残っていた。まだまだ知らない部分がありそうで心配だ。女川町もひどいらしい。
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