2011年5月22日日曜日

大船渡港周辺の現状




この衛星写真は大船渡港で左に川があり津波の遡上に好都合である。高さ10mほどで後ろから数百キロの幅で一気に湾の奥に向かって押し寄せるので最終の到達点は奥深く川を氾濫させ、道路から左右に広がり被害を広げたのが今回の東日本大震災だ。

コンクリートも津波でご覧のように粉々となり変形してしまった。凄い力だとただ感心するだけで、所詮人間は自然の力には逆らえないと多くの人が感じたのではないだろうか?


被災後3週間はこれくらいの排出物があり、1ヶ月後にはもっとガレキの量が少なくなってきている。
小さな力でも毎日70日も経過すると目に見えて結果が出ているなと感心する。


うず高く積みあがった瓦礫の山も種分けられ、日を追って毎日それらの変化が顕著に現れ始めた。
大きな被災現場ではやはり重機が活躍して現場から集積場へと移動を毎日繰り返している


被災した自動車たちもこのように整理して保管されて持ち主の現れるのを待っているのが自動車集積場である。このような自動車の大量損失で東北地方で中古自動車を見つけるのが困難といわれている。


怠け者の鵜やかもめが多く、こぼれた魚、廃棄された魚を探しながら生活している。 そこらに冷凍庫から出た魚がこぼれているので、漁をしないで食物が手に入るために、丘の上にたむろしていた。

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