石巻のこのような郊外から被災が見えはじめ、仙台空港あたりから畑と水田にガレキが流出しているのが目に入り、海水をかぶった竹やぶはごらんのように黄色くなって死んでいる。
住宅地に入るとこのような光景が目に飛び込んでくる。周囲はやられ、一棟だけが残ったり、悲惨な光景が目の前に現れる。『何で』このような被害にあったんだろう? 素朴な質問だ。
迷い込んだらなかなか抜けられない迷路のような被災地、これも石巻に入る以前から続く光景でここには2ヶ月以上経つ現在でも遅々として進まない被害の広さ、大きさを見せつけている。
海が近いせいだろうか、松が見える。 あの方向から進入した巨大津波は想像を絶する被害を石巻港周辺にもたらした。 手付かずのガレキノ山が散在する。 行く先は果たして車で抜け出せるか心配だ。
海を背景に、どこででも目立つ金持ちの住宅と周囲のガレキノ山は何だろう? カメラの入る荒れ果てた畑の中や、住宅地だっただろう風景がなくなってこんなシーンがどこにでも入ってくる。
住宅街が荒れ果て被害を受けているが、残ったものに大きな住宅が目立つ。これが今回の津波で際立った格差のように見える。ここではやはりお金持ちの住宅を助けることになるボランティア。貧乏な人には戻る家があるのだろうか?複雑な心境だ。
この家も傾いてはいるが大きな家だ。家の周囲にはまだこのように手付かずのガレキガ散乱している。 石巻の港側はガレキノ撤去もかなり進み、進捗状況が見える。 しかし左右に散在する住宅地は撤去も遅れている。
瓦礫を前傾に撮影してみたがやはり大きな住宅が目立っている。 このような住宅は家人が戻ってくるとボランティアが入ることになるだろう。
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