私が来ていらい、ここは是非見せたい場所として紹介しています。 塩竃でボランティアをして帰られると、今回の東日本大震災はこれくらいなのかと誤解を招くので、塩竃のこんな近くに巨大なダメージをうけた地区があるのを知ってもらいたいので案内を始めました。 この建物は外観のダメージはそれほど大きくないのですが、周囲には土台を残して完全になくなってしまった家屋がたくさんあります。
新築して間もないような新しい家屋も、古い家屋も区別なく巨大な津波に洗われた地域です。あまりにもダメージが多く現在は重機とダンプトラックがまずガレキの整理をしていること、そして推測ですが住民はほとんどここにいないようです。周囲の壊れていないヘドロの入った家屋で住民が生活なさっているところはお手伝いが可能と思われますが人の気配は少ないです。
これは海の近くの水田だと思われるところに押し寄せた海水はまだなくなることなく残っています。今後数年は稲を作るのも難しいのではないかと感じています。 奥深い地域まで押し寄せた津波はガレキや家の残骸、車等ありとあらゆるものを内陸部まで押し上げています。
この地区はごらんのように壊滅的で住民の方々の心労はピークではないかと心配しています。 ありとあらゆるものが幅広く奥深くまで進入し、水田の中のガレキの撤去はまた別の方法を考えなければいけないし、重機もダンプもこの中に持ち込むのは簡単ではないようです。
土台のコンクリートまで、あるいは漁港の堤防のコンクリートを壊す水の、津波の力にはいつも驚かされています。 上の写真のように多分コンクリートの土台のようなものを地面からさえ引き剥がす津波の恐ろしさを見せています。
左右や後ろを小高い山または小さな丘に囲まれた漁村は大津波警報が出て20分もあれば高台に逃れられると予測はできるが住民の方々は間に合ったのだろうかと心配をしています。
津波は道路の左右にガレキを押し上げ同時にありとあらゆるものを海の中に引きずり込もうとしただろうと推測はできる。しかし引き波は多分堤防である程度外洋に出る力を止めたのではと勝手に推測してしまう。
巨大津波に飲み込まれて全壊した家屋、2階まで浸水したであろう家屋すさまじい津波の威力をどこででも見ることがここではできています。
引き波のときにくぼみに運よくひっかかた雑多なガレキです。
現在、仙台司教区は塩竃はまず塩竃の地域の住民の方々のためにまず働きなさいと私どもに目標を与えています。これだけの震災を見ると助けなければいけないと感じる葛藤の中でまずは塩竃がある程度復旧の軌道に乗り仕事がなくなると次は七ヶ浜の手助けをしなければと被災地で感じています。
まだたくさんの映像をお店できると思います。
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