2013年8月16日金曜日

20110518 石巻市街地の被害13


石巻の被害はご覧のように住宅街が海に沿って甚大に出ておりました。 これは稲佐山から見て川向こうの住宅地、そしてもちろん稲佐山の右下門脇地区も被害が甚大でした。このひさいの様子からすると津波の深さは3m前後ではなかったかた推測できます。


1階の屋根瓦がめくれていることはここまで津波とガレキが一緒に流れてきて被害を出したと思われます。2軒残って周囲は住宅が無くなっています。


これは何でしょう?2階に上がるための階段、ひょとしたら2階建の木造のアパートかもしれませんね。個人住宅ではこんなに大きな階段は使いませんね。流されてしまったようです。


津波に耐えて残った住宅もご覧のように使うことができないようです。左の傾いた建物も全壊ではないが、斜めに傾いてあとひと押しでたおれそうです。


津波の押し進んだ道路です手前はほぼ全部住宅がなくなり奥はかろうじて津波に耐えて生き残った住宅街です。


このようにおおきな住宅は重さを耐えるためにも大きな柱や梁を使用しているために今回の巨大津波にも耐えるだけの資材と資金が投与されていて、残ったようです。 電柱もご覧のようにボキボキと折れたり曲げられたり電柱の被害も大きかったと思います。


明けて見ると自分の家の壁に大きな漁船が倒れかかっていたのにはビックリしたことでしょう。漁船も自動車も津波に飲まれ流されてゆきましたから。


これはかなり大きな建物のようですが1階が完全に破壊され流出したようです。屋根を軽くして耐震構造を考えていたことでしょうが、津波には軽い屋根もあまり関係がなかったようです。




運良く流されなかった住宅ですが周囲がひどくガレキの山に囲まれてしまいました。たぶんこれでも津波に押されているので住宅に何らかの大きな被害が出ていると推測できます。

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