2012年6月22日金曜日
海の中の土俵作り
ホッパーの下に集まっている人が土嚢に小砂利を入れ、それを縛る専門のところに移動し10個単位でまとめ、合計400単位作ります。
今日の仕事は最初はカリタスジャパン長崎ベースのスタッフが5名で参加し、土嚢を作り始めたのだが、社協の約束通りにボランティアさんを大量に送り込んでくれた。 あまりの多さとホッパーの出口が2つしかないため、それだけの参加は不可能で1グループを別のところに行ってもらった。
安渡漁港の現在の漁師さんがほとんど参加しこの土俵作りを行なっているが最大でも20名ほどしかいないのでそれで4000個近い土嚢を作るのは大変なことで、そこでボランティアの方々にお手伝いをお願いしています。カリタスジャパンはそれほど多くはボランティアを派遣できませんが、スタッフやその期間におられるボランティアさんをコンスタントに提供しておりますので、いつも感謝されています。
今日は例外で40人ほどのボランティアが参加してくださったので、漁師さんが計画していた期間を大幅に前倒しして仕事が出来たのを大変喜んでいました。
上の写真は小砂利を入れるホッパーでその後ろにダンプのシャベルカーが砂利を積み込み、したの砂利の受け口から土嚢に小砂利を入れることができます。 それを縛る専門の方が縛り10個づつまとめて縛り、1単位としてフォークリフトで移動します。
新しいボランティアのグループが到着し、仕事の指示を待っています。 上のブルーのフォークリフトで移動するので力仕事がはかどります。
イエローのビブスはカリタスジャパンの大槌ベースのグループで、被災地でようやく根付き始めました。 漁師さんの指導を受け本格的な仕事の前のひと時です。
今日の大きなボランティアのグループは鹿島建設の道路事業部の若い人々で、体格のよい頼もしいボランティアさんたちでした。
説明をしているのは大和田さん右側は佐々木さんで土のう袋の口の結び方を指導しています。
もうひとつのグループは黄色のビブスのエネオスグループでした。全国から募集した会社員の方々が参加していただき、土俵作りをしていただいた。
本格的な仕事に入り、みなさんが作り始めた土嚢を10個づつまとめてフォークリフトが来るのを待っています。
人員の余裕が出来始め仕事が流れ始めたので、10個1単位をまとめているのが地元の漁師さんたちで、仕事が順調に流れています。
ボランティアさんたちは(特に鹿島建設道路事業部はプロ集団でしたが、事務の仕事がメインだと話しておられましたが、力がありgん気で仕事を盛り上げてくださいました。『ありがたかったです』
一時休憩のシーンで、東京等では考えられない、直射日光の元でもそれほど暑くなく、清々しく仕事が出来ています。 さすが東北だな!と感じました。
新漁業組合は10名ほどですが、若く元気です。 成長してくれるといいですね。
休みの時間は皆さん日陰に入ることなく休んでいました。 奥のグループがエネオスグループです。
休み時間が終わり現場に向くカリタスのグループで、ホッパーの上からショベルが次々に小砂利をいえています。 使用量が多く今日はダンプが5,6回砂利を持ってきました。
岩手県の梅雨の景色のようで外気温と海水温の差で霧が多発し山にも海にも霧が毎日漂っています。
土俵のための土嚢が次々に仕上がり、漁師さん型の仕事も順調に進行しているようです。
鹿島道路グループのボランティア終了時間で、名残惜し観ながらお別れでした。
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私も参加したかったです。でも、女性いないから、皆さんお疲れさまでした。テレビを見て、ボランティアに興味を持ちました。
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