2012年6月25日月曜日

赤浜地区の現状です


この写真は大槌町赤浜で右側の白い建物が観光船はまゆうが屋根の上に取り残された民宿です。現在この建物だけが残され周囲は全部土台しか残していない地区です。
その建物の右側には東大の海洋研究所が残り以前はその後ろに大型の漁船も取り残されていたのですが、現在はご覧のような風景になっています。


震災の当日はスッポリと津波に沈み、その間にドックで修理をしていた『観光船はまゆう』が押し流され、運悪く引き波で戻ってきた時に水分をなくし着陸地点がこの民宿の屋根だったと言うことです。


津波により建物は内部を完全に破壊され、外観は残ったのですが、取り壊すのか残すのか、関心があります。


昨日撮影はしたものの、内部はどのように変化しているのだろうか、近づくことなく撮影しました。



港の近くに取り残された壊れたビルですが、震災当時の姿に近く、津波の強さに改めて思い知らされたようです。


内部に入らないようにベニアでブロックされ、現在もまだひっそりと立っていました。


ご覧のような現在の被災地で、寂しく土台だけが残されています。


男の方が何かされていたので声をかけてみました。 自宅あとだそうです。 庭が可哀想だからと手入れをされていました。 元気に笑って話してくださったのですが、心の中では本当に、虚しく残念だったと推測できます。 綺麗な花が少し咲き始め、ボランティアさんからもらったと言う花がいろいろ植えてあり、その面倒を見て折れれました。


この写真は赤浜ののこっている土台です。そこを現在は雑草が覆い茂り土台を見えなくする背の高さになっています。大槌町は強風が吹くので雑草は取らずにゴミや土ホコリが舞い上がるのを停めてくれています。

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