この写真は吉里吉里の薪作りの現場から見た吉里吉里海岸と以前にボランティアで入った海岸は左上のカーブしている部分が海岸です。 仕事場は海面から10m程はあるでしょうか?
今晩わ。皆様お元気でしょうか。
大槌町は昨日は台風で仕事はお茶っこだけでした。 その後スタッフがアパートに移動するのでその備品の買い出しに行き、自分はベースでのお留守番でした。
きょうは少し天気になり仕事がありました。 一つは被災した住宅の整理と廃棄処分のお手伝い、そして『おちゃっこ』、」三つ目は自分が参加したまき割りでした。
まえにも一回ブログにUPした仕事でしたが、今回は一番厳しい、斧によるまき割りでした。
朝9時から始まり終わりは午後2時。 何回斧を振り下ろしただろう。 72歳で結構きつい仕事でしたがやり終え、かなり薪を作ることができました。
この写真は被災を受けた大槌町吉里吉里地区の海岸の現状だ、 まだ分からない仕事が始まっているのだが、遅々として進んでいない。
今日は右側に見える巻の積み上げは無かった。 フィンランド産の薪割り機械があまり仕事をしていなかったようで積み上げるものがなかったので。『今日は薪割り!』の号令で『それなら頑張るぞ!』で4時間ほど斧を振ることになった。
この写真はスタッフの中垣で重い丸太を機械のために黙々と運んでいた。 この機械は便利で丸太の長いものを機械の後ろから入れて丸鋸で切断しそれを4つのわる事のできる、日本では考えられない機械だ。
京都から来ている若いボランティアで、かなり打ち込んでいる人物でこのNPOの若手のスタッフた。現在この法人は津波にやられた杉の木を伐採しそれを現在は製材して木材の工房を作る実施に入っており既に大工さんが工房を建てる仕事に入っていた。
大阪から来られたボランティアのグラフィックデザイナーで、今日の仕事を終えて大阪に帰られた。デザイナーを仕事にされていると聞いて大槌ベースのTシャツのデザインをお願いした。
この方も長期滞在の佐賀からのボランティアさん。彼が割った薪を几帳面に整理されるのには驚き感心した。 自分も学ばないといけないと感じたが、自分はそれでもたくさん作るぞと心に決めてスタートした。 多分一番出来たかな?と感じた。 久しぶりの腰が痛い。
見事に原木にヒット。 これが結構難しく、同時に力がないと水を吸った杉の原木は平気で斧を弾いてしまうか少ししか食い込んでくれない。 現場のスタッフの話だと、若い女性が一日喜んで斧を振っていたと話したが、自分はあまり信じない。 やはり力がないとかなりキツイし最後は体力を必要とした。
このデザイナーも薪割りになれ見事な薪割りを披露していた。彼に『師匠』言われた、多分慣れた手つきで割っていたのだろう。 かなり大きな杉の切り株を最後の頃は真ん中からわることに挑戦し、結構うまくいった。 しかし同じ部分の杉の木を叩くのは難しい。
午前中の一時的な休憩。 腕や腰や肩そして筋肉が痛い。 腰はフラフラになり安定して動けない。
これは杉の伐採した物を近くの製材所で製材した板や柱で工房を作り始めていた。完成後は家具を作りたいと話していた。
杉の木を割っているとまるで生ハムのような見事な年輪を見せてくれた。 こんな仕事を今日は終日行った。 『あー疲れた!』が今日の感想だ。
もうひとつ良かったニュースは以前6月で終わるという表現をされたので、自分はこれ以上必要ないのかな?と心配していたのだが、残ってくれると助かると言われたので、もう少しボランティアができそうだ。 出来れば野菜の収穫が見え、テンポで野菜やワカメが仲良くお店で売ることができればよいと理想を考えている。 まだまだ被災者と仲良くなれる機会を探したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿