今朝の塩竃ベースのボランティアさん達。 台風で到着の影響が出たが沢山集まっていただき
お手伝いがおおいにはかどりました。
2011/09/23
新富町の水は引き、その結果のみを残していった台風
小型の津波が来たような光景が国道45号線の新富町から中ノ島公園の信号まで、水につかった家財道具、たたみ等が並び始めた。
話を聞くと折角入れた畳を全部破棄しなければいけないこと。この決断をする東北人の決断力には敬服。 折角新調して入れたばかりの真新しい畳が国道横に積まれた。 また新調したばかりの真新しい散髪椅子。あまり重くて家族では高いところの上げることは出来なかった。 前の津波でやられ、ようやく設置できた椅子が台風の浸水のために一晩で使えなくなった。 それでも笑って廃棄する勇気にも敬服だ。
今日は朝からボランティアが集まり活気付いている。
すでに道路は平常に戻り、車の移動も通常と変わらない。 しかし家庭、居酒屋、小店舗、私企業、国道45号沿いは悲しい光景が見られる。 畳の上に水があがり、それを上げ、乾燥する人、以前の震災で乾かして使用した畳にカビが生え、今回の水害で一気に廃棄する人、どのように助言したらよいものかに迷っている。
床上浸水の被害を受けた人はかなり多いようだ。1週間くらいは仕事があるのかもしれない。 これで回復できればよいのだが。 手を差し伸べられない高齢者もいらっしゃる可能性が多いので、周囲をよく見てお手伝いが出来ればよいのかな?
近頃、やたらに傾聴ボランティアとか専門の傾聴のかたにお願いするとか、言われる人がいるのだが・・・・
傾聴は仕事をしながら『何かお困りのことありませんか?』『おはようございます、お変わりありませんか』『何かお手伝いできませんか』から入り、何回かお付き合いして、その中からお話が進展してゆくことが、必要ではないかと考えています。 一緒に何かをしながら、お話をする、ことが今後ますます必要になってくると考えています。
今の緊急のとき、お手伝いは簡単に出来ること。 その後アフターケアーをしてあげながらお付き合いをして、出来ればお話が出来る関係を作ることが大切だと感じています。 専門家が座っていて来る人を傾聴するでは、可能性がすくないだろうし、『脚と目をつかった傾聴』が大切だと感じている。 その中でこの方は何を求め、何を考えているか、を感じることこれが大切で、この方のニーズをしらべ、お手伝いをしてあげることに今後の道があると考えています。
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