高さ7mはあろうか鉄筋コンクリートの住宅のベランダに他人の家の屋根が取り残された
2011/09/06
秋らしくなってきた仙台地方
昨日から始めた個人的なボランティア。 仙台の荒浜に入ると津波の高さがこのように高かった証拠が残っていた。 これは鉄筋コンクリートの2階建てだから6mほどはありそうだ。その上のベランダに他の家の屋根だけが取り残されていた。どこから流されてきたのだろう。 仙台に来たら、東京の新宿と変わらないにぎやかさそして人の往来、津波って、どこだろうと皆が口をそろえる言葉。 入って現場を見なき限り見ることが出来ないところ。荒浜は仙台の海水浴場と公園のあった地区で、現在は土台しか残っていない広大な仙台平野に津波が押し寄せて家々を破棄して行ったところ。 現在は土台のコンクリートだけしか残されておらず場所によっては360度見渡せる。
昨日の継続で入っている荒浜の隣の集落。 今日は昨日の残りの雑草を完全に除去する予定で入り、水を持参したことは室内の一部を綺麗にしたいと考えて持ち込んだ。
昨日のスコップも威力を発揮したが、今日持参した三本鍬はテコの効果は絶大で仕事がどんどんはかどった。大きな雑草の根元に鍬を打ち込み、てこの利用で持ち上げると、2,3回打ち込むだけで一気に根元から立ち上がり、根に着いた槌は後ろでたたくと、一気にほぐれてくれる、 昔の人は偉い! 午前中で目標の4/5が仕上がり、午後から残り20%となった。日差しが強くなった。しかし今日は山からの涼しい風が吹いているので快適だ。
午後は日差しを避けるために少し家の内部に手を入れた。若者が残したいと言っていたキッチンを綺麗にしたく、持参した水を大切に利用した。 ほー気を探したが竹箒しか見つからず、しかし奥にブラシがあったのでこれを使いゴミを出し基地院の下を開くとヘドロや砂が沢山あり、引き出しは開かず、無理して全部開いた。中にはヘドロの充満した引き出し、食器が沢山入った引き出し、それにはヘドロがこびりつき、利用できない状態だ。 しかし水を大量に持参しているので洗うことは出来る。
最初は水に洗剤を入れて壁をこすってみた、汚れが出るが、津波の跡は完全には現在のところ取れていない。。 明日は強力カビ取りを購入したい。 キッチンのしたの棚から大量のヘドロや砂が残っている。 ブラシで掃きだし、少し綺麗にする。
同時に先ほど引き出した棚にもヘドロや砂が沢山残っている。通風が良いので乾燥してくれているのはありがたい。
大量の砂やヘドロが出た。室内を綺麗に掃き、水武器してみる。 スリッパを使うくらい綺麗になり始めた。 ただ、四方が津波で壊されているので、砂埃が吹き込む。のできれいにしてもまた汚れるがやってみたい。
周囲にヘドロに汚れた食器が散在しているので洗い始める。全部洗い、嫌いな水でゆすぐと、陶器の輝きを取り戻した。
その後畑に戻り残りの雑草を全部除去した。 同時に開墾できるところは鍬を入れ土をやわらかくする試みをした。 浜松の土に似て粘土質(ヘドロの影響だろう。
土をやわらかくするには堆肥を入れるか?苦土石灰も入れるか? その後塩分を中和するには何を入れる?
二回の取り残された他人様の住宅の屋根。 したがってこの辺りは少なくとも6,7mの津波が一気に押し寄せたようだ。
コスモ石油スタンドも前から来た波に押し曲げられた。
午前中のスタートの時点の雑草は残り半分ほど、少し開墾し始めている。浜松並みの硬さだ・
野菜を植えられる準備のために平行して鍬をいれ、開墾し始めた。 浜松の畑の最初を思い出す。
畑の中に石は少ないが、ガラスの破片と瓦の破片が入っている。 母屋の赤い屋根から落下したようだ。 耕した土が見えるだろうか?
かなり広い土の部分が出来始めた。
この棚の引き出しはきつく、右端はなかなか開かなかった。 ヘドロと砂が沢山あり、陶器は砂だらけ。
どなたの寝室だろうか、ひどい惨状だ。 家人諦めたか処理が行われていない。
ブラシをかけ、水拭きした、ダイニングキッチンは使える状態になったが、まだ細部の清掃が残っていると同時に間仕切りを入れたい。
洗う前の砂だらけの食器衣類。 水持参が正解だった。
洗ってもなかなか落ちないヘドロの力に驚く
最後は境界のブロックまですべての雑草を根こそぎ除去した快感だ。
死後に写した写真では、ほぼ完璧に仕上がって畑で、今後は堆肥と、小型耕運機が欲しい。
さすがに今晩は腰が痛い、早く寝たいものだ。 校正をしていないのでタイプミスはお許しを!
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