このような子民家は大黒柱も鴨居も立派な材料を使っているのだが、再利用が出来ないのだろうか?
2011/09/10
井筒地区 小さな集落だが現時はこれらの住宅の取り壊しを始めている。 住民の方々も、仙台市の説明にはまだ納得できず、この地区に住めるのか、強制退去をさせられるのかもわかっていないようで、不満を持たれている。 そんな中でお会いできた方は、お手伝いしている大友さんの親戚の三浦さん、住宅は白い壁と言われ見たがどこか定かではなく、しっかりした建築材料で作られたおうちだと、この家屋かなと推測する。 しっかりした建材だから、子民家再生業者でも持って行って欲しいと願っておられた。 同じような3件がこの地区にあり、自分でも何か出来ればよいと考えているのだが、自分で壊すことは出来ず・・・・・・
この小さな集落では38名のどの犠牲者が出ており、大きなダメージを受けておられる。この地区では2011年3月11日に地震発生後、私がお話した年配の方は危ないからすぐに津波が来ると直感し、他人の車の荷台に乗せてもらって退避したそうだが、荒浜では新興住宅地だったので、住民の方々が地理に詳しくなく、逃げ場が分からなかったのでは?と話され、被害がもっと大きいのですと。 同時に仙台平野は横に広く、石巻同様に住宅地の中に逃げ場が少なかった、鉄筋コンクリートの住宅が少なかったのも被害を大きくしている原因だと思う。
この家は少し太い柱を使っている、比較的新しい住宅のようだ。
このように津波によって家屋の一隅だけをさらわれ、家のバランスを崩した家屋が多い
この家屋は旧家で立派な建材を使用され? これが三浦さんのお宅なのか? 百日紅の木を玄関の床に使われていたのに驚いた。
このように立派な大黒柱を使っていたり、梁も立派でした。 もったいない感じです
津波の跡が痛々しく、このまま解体に向かうのでしょうか?
周囲にはこのような家が点在しています。
家のコーナーをえぐられた家も目立ちます。津波とガレキがぶつかって破壊したのかも知れません
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