このスケッチは石巻 大街道南三丁目と電柱で確認した場所で解体が終わっていない住宅は数軒しか残っておらず、この住宅も解体が迫っているようだった。津波は左から入り、家財道具を攪拌して逃げ場がなくなり建物の弱い 部分(右壁面)を破りでていったようだ。
ここは塩釜港の岸壁近くの倉庫だと思う。 貨物船からの出し入れに使っていたのだろうか肥料や飼料袋が被災し、倉庫の外に上山済みとなっていた。 使えなくなったものが廃棄される運命だ。
これもそれらの袋と同じく、廃棄されるものだと思う。 後ろの赤いホースは地盤沈下で海水が仲仲抜けずにいるので、排水に浸かったポンプだろうか
これは塩釜港に常設の飼料サイロだろうか立っており、中にそれらのものが入っていたら、2m程は被害を免れなかっただろう。 海水が入り腐敗は時間の問題だろう。
写真から推測すると多分塩釜から坂を上った仙台よりの多賀城市の様子のようだ。 ここも大きな平地で津波が塩釜の坂まで仙台方面から押し寄せたところのようだ。
これらの乗用車はそのまま被災したのか、それとも移動されたのかは定かではないが撮影した頃にはこのような様子であった。まだ乗用車類の集積場所が決定して居なかったのでこのようなシーンを見ることが出来た。
奥には津波で流された乗用車(トレノ)が屋根の上に押し上げられて鎮座したようだ。 そのしたは色々がれきとして流されてきたものが、乗用車にぶつかり原型を残さぬほど大破させられたようだ。
仙台から塩釜に向かって広い多賀城市だがバイパス沿いも津波で流され被害を大きく被ったところだ。 これは流されたあとか、駐車場のフェンスは津波とガレキに押しつぶされてしまったようだ。
定期便のトラックの荷台もご覧のように破壊され津波の強さをまざまざと見せつけている。
塩竈、仙台間の多賀城のイオンの看板だ。よく思い出す場所だが、震災後塩釜で働いていた頃は何回か買い物でお世話になったスーパーマーケットだ。
これは仙台港の近くで、仕事場や倉庫が多かったところだが、津波は港方面から一気に入り込み川や道路に沿ってあらゆるものを押し流し破壊していった。 正面の乗用車も原型を止めないほどダメージを受けていた。
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