上のスケッチは奥松島の野蒜駅前に流れる川沿いに植えられた松ノ木だが野蒜駅でホームの上2mほど津波が浸水したのでこの松もほとんど海水に浸かっているため一部生きたり、立ち枯れした松ノ木が目立った。
ここは石巻の住宅街で4月18日に通過したとき撮影したもので、右の電柱のしたにヘドロもかき集められているが、これらは全部家財道具と一緒に掻き出された自分の家に侵入したヘドロで、ほぼ全部の家の床下にはもちろんヘドロが溜まり、悪臭を放つことになっていた。
これは住宅街のガソリンスタンドか、自動車の修理工場か定かではないが、自動車のタイヤがあるので、自動車関連会社であろう。
倒壊していない住宅街は多分津波の勢いが弱くなり、周囲の住宅が津波に耐えて持ちこたえたのがおおいいと思う。
この写真の様子だと1階の天井ほど津波が侵入したようだ。 これらのうず高く積まれた家財道具は津波のヘドロに掻き回され、津波が引いたあた廃棄しようと感じたのではと思う。 あまりに汚された家財道具は洗ってまで使おうと思わなかったようだ。
この頃から廃棄の仕事を考えて土のう袋にいろいろ入れて道のいたるところに積み上げられるようになった。 その後分別も行われ、土のう袋の不足等もあった。
幹線道路はあまり土のう袋もなく? あるいは廃棄が進み少しづつなくなり始めたのかもしれない。自動車が動きやすく廃棄処分が順調に進んでいるようだ。
ひどいところはご覧のように自宅の1階まで埋め尽くす廃棄処分のゴミが出ていた。 すごいですね。多分1階の家財道具は決断よく、全部捨ててしまおうと、動いたようだ。
幹線道路を1本裏に入ると道路も狭く全ての住宅が廃棄物を出したのですごい状態になっている。
畳からありとあらゆる家財道具は全て道路に廃棄処分で出されたと思う。 同時に始まる夏前に、床下に入ったヘドロの撤去等を考えておられたと思う。
市街地の住宅街は道路が狭く廃棄処分の家財道具が多く、いたるところに野積となっていた。
道路は車の通行した跡がのこりそれ以外はうっすらとヘドロが残っている。 雨が降るとこれがドロドロになり、最初の年はハエが大量に発生した。
これが市街地や住宅街に入り込んだヘドロで乾燥すると亀の甲羅のようにひび割れし、雨が降るとドロドロとなり、梅雨から夏にかけてハエが大量に発生した。 大きな都市、大きな港ほど沢山のヘドロが発生した。
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