2013年7月17日水曜日

20110505 石巻市 大日本製紙工場の被害


このスケッチは鳴瀬中学校で、奥松島です。 浜からは7、800mほどでしょうか。 海抜0mといって良いほどで、津波はこの校舎の2階の一部、全体で3、4mほど入ったようでした。
この被害のひどいところは地震で多分液状化現象がおこり、校舎の土台の砂地が陥没し校舎自体とプールがひどい状態で、土台のしたがえぐり取られ、海水か雨水かは定かではないが水が溜まっていました。 この学校も使うことはないようです。
周囲に住宅街もあったようですが、壊滅でした。


これは石巻の被災地で2011年5月でした。 この大きなコンテナー何でしょうか? 多分大日本製紙の古紙の入ったコンテナーのようで、この工場があることで長所も短所も持っており、市民も恩恵に良くしているので、あまりクレームを言うこともできないと話していました。


周囲に大きな工場は大日本製紙の仕事場があり、最初に石巻に入ったとき、火力発電所かな?と思っていたのは大日本製紙のパルプから紙を作る高炉を発電所と間違えたほどでした。 このあたりは多分その大日本製紙工場の関連の仕事場だと思います。


おおくのこれらのガレキはその大日本製紙工場から出た紙類も多いいと思います。 列車がコンテナい事入り込む製紙工場ですから、被害も大きかったようです。 ヘドロの原因もこの大日本製紙工場が大きく関連していると推測できます。


国鉄のコンテナーがたくさん被災していました。 これらは列車で輸送するJRのコンテナーターミナルだと思います。


このコンテナーターミナル近くの建物はやはり大日本製紙工場関連の施設だと思います。


これが遠くから見ると火力発電所のように見えますが多分大きな火元がありパルプをベルトコンベアーで運び込みそれらを溶かして紙の原料をつくるところだと思います。


煙突も数本有り、ここで燃やしたり、溶かしたり大掛かりな仕事をするところだと推測できます。
上につながっているものは多分石炭をベルトコンベアーで溶鉱炉まで自動的に送り込み、パルプはこの逆方向で確認できました。


上にある黒い長い施設が石炭を送り込むベルトコンベアーです。


敷地内にはこのような列車がひり込む大型のターミナルが準備されていましたが、津波は何の区別もなく海から押し寄せて来て被害をもたらしました。


この大きな施設を見ると火力発電所かな?と考えるのも無理ないことかな?

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