2013年1月19日土曜日
大船渡の被災ヨットと気仙沼の震災1ヶ月後
このスケッチは大船渡で陸に上げられて大型のヨットだ。 台座に乗せられ保管されていたが、マストが折れてしまっているのが痛い。 まだ修理して使う気にはなれないだろうが、港にはすでに数艘のヨットが係留されていて、使われている気配がしたり、ヨットのメンテナンスをするオーナーらしき人もいた。
周囲では大型のトラックがコンクリート製のテトラポットを桟橋におろして、どこかの修理に使うための準備も行われていた。
大船渡は港周辺の被災は大きく、反面少し入った内部は夜は電気もかなり光り、港ととのコントラストが目立った。
忘れないためにもう少し被災地の写真をお見せしたい。
1ヶ月後の被災地、これらは気仙沼に入った時の写真の一部だ。
流されてきた屋根か、潰れたものかは定かではないが、多くは津波が入っているので破壊された住宅や工場から出てがれき類だろう。
これらの写真は2011年4月11日に気仙沼にボランティアで入った時に撮影した写真だ。 まだヘドロが住宅に入り、ほとんどが自力で家財道具の処分を決めて持って行ってもらうために道路に積み上げて、今回の震災で見る通常のシーンだ
今回の震災特に津波の猛威は電柱さえこのように倒され、切断されたりしたものを、数多く見ることができた。 途中から折れ、中の鉄筋が引っ張られコンクリートの中から引き出されたシーンを多く見た。
道路や広場、空き地はがれきの集積場で全く手がつけられない状態であった。
反面道路は比較的復旧が早く1ヶ月後は、大きな問題がない限り、割合スムーズに被災地に入れたと思う。
港町だから、陸地に多くの漁船が津波によって運ばれ、放置されていった。 左下は住宅のような屋根だけが残されていた。
これは港の駐車場の写真で、ここに駐車して、観光船にのり、港見学が震災前に行われていたところだ。 駐車していた車が津波で流され、今にも外に引き下ろされようとしたところで水が引いてくれたらしい。
上の車が駐車場のランプの壁に止まった、珍しい写真だ。
この写真は何を撮影したかと言うと、海水にまだかなりのオイルが浮遊していた、虹色の反射をしていたと記憶している。
遊覧船乗り場周辺も津波が強烈に入り込んだところで、最初の地震で揺らされ、コンクリートが落ち、その後ガレキを含んだ津波が強力に入り込んできたので、防御サクなど簡単に切断してしまった。
対岸は気仙沼の港に面した最初の道路でレストランやお店が多かったところだが、ご覧のようにガレキが放置されていた。 すでにタクシーが、客待ちで待機していた。
海に引きずり込まれそうになった乗用車も運良く、ガードレールに引っかかた瞬間津波が引いてくれたらしく変なところに固定されてしまった。
軽自動車より10倍も20倍も大きな漁船が津波で運ばれ運悪く小さな軽自動車がその下に入ってしまたようだ。
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