2012年11月22日木曜日

柿ジャム作った。


東北地方、特に昨年の3月11日の東日本大震災のときも、川にはこのような水門があった。 これは小槌川にかかる水門で大きく巨大で力強く見える。実際このような水門で崩れたものは見たことがない。鵜の住居にもあり、陸前高田に有り、岩手県の統一された水門のデザインかな? 実際には津波はこれを乗り越え侵入して来たようだ。 これの3mほど上を乗り越えたのではないか? 
しかし、上に見られる連絡通路は無傷だ。 大潮とか普段の波の高さでは十分に機能するが今回はお手上げだ。 だが津波はこの高さには達していない。 この塔中にいたら十分に助かったであろう。 津波は下に設置された可動式の水門やモーターや入口付近はやられたようだ。
これを参考に、これrくらいの規模で力強い防波堤を作る必要がありそうだ。

話はぜんぜん変わるが、
今日柿のジャムを作って見た。 中津の施設には果樹の木がたくさんあり実を付けている。 野生種のような渋柿、甘柿があり、現在完熟がたくさん出来ている。 しかし見栄えが悪くあまり誰も食べてくれない。 捨てるのはもったいないと考えている。
以前から柿のジャムは作れないか考えていた。 柿羊羹が地方の名産になっているところをどこかで見たことがある。 多分中津もだろう。
渋柿の完熟は美味しく食べている。 ここではあまり見栄えが良くないから人気はないが。

それで柿ジャムに挑戦した。
完熟だから、包丁で切ったり皮をむいたりできない。 スプーンや手で果肉を搾り出し、ボールに入れて適当な分量まで準備し、鍋で煮ることにした。 煮るのに時間はかからず、それらしく出来始めた。 レモンを1個絞っていれ、砂糖を入れてそこそこに出来始めた(男だから分量は適当!)ので、味を見てもらったら『おいしい!』と言われた。
 種も取り出すのが面倒なので一緒に煮た。かなり柔らかくなった時点で種をどうするか考えた、裏ごしを使おうと考えたが道具がなかったので、金属のざるを使った。 そこそこに絞れるので、これは良いと思う。
最後に砂糖をしっかり入れ味を見てもらった。
開口一番『渋いーい!』『えグーイ!』 自分も恐る恐る味見をした。『えぐーい!』が分かる。 方言だろうが。口の中に何かがまとわりつくガサガサしたものだ。 どうして?

早速インターネットで調べてみた。 
便利ですね。 『完熟の 渋柿でジャムを作った 渋くなった。 なぜ?』

回答がすぐ得られた。 『渋の戻り だそうだ。』 渋柿でも煮るな。 渋が戻るらしい。 タンニンの分解だそうだ。 せっかく作ったから捨てるのもったいない。 下を読むとそこにも良い解答があった。
ヨーグルト、や牛乳で飲むと良いそうだ。 クッキーとか作るときに入れると良い。

作る前に試して見なさい。 小さく切って煮てみなさい。 渋ければ作らないこと。!とあった。

甘柿はすべて良いらしい。

午後からリベンジだ。 、またここにある、人気のない野生種のような小さな甘柿で作って見た。
これは完熟は少なく皮をむく手間が必要だった。 種を取るのが面倒で、皆一緒に煮た。(種と周囲にペクチンが多いと以前読んだ。から)

同じように水を少し入れて煮た(硬いので時間が必要)。 かなり外形は変化した時点で、裏ごしで、余分なものを取った。
これが結構めんどくさい。 やりながら考えた。 ブレンダーで粉砕? よしたほうが良いと調理師さん忠告してくれた。 次回は種なしで挑戦!

まずはエキスが取れるまで結構時間をかけて絞った。
それを煮詰めること3時間ほど。 砂糖を適当に入れて煮詰めた。 レモンの代わりに未熟のオレンジが木になっていたので、それを使って見た。 包丁で切ると、ジューシーな色をしている。しかし酸っぱそうだ。 絞り込んで入れたかなりの量だ。代役はできた(レモンがなかったので)
3時間するとかなり固まって来た。 甘く出来始めた。 固まりが今一つで心配だ。 そこで冷蔵庫をあけ、オリゴ糖のハチミツがあったので適当な量入れてみた。 それからまた1時間ほど煮詰めた。
完成だ。 ジャムの瓶がないので、買いに行った。 煮沸して消毒し、ジャムを入れて密封し、蓋を反対にして熱さを覚まし、完成だ。

鍋についたものを舐めてみた。 渋み全くなし。大成功だろう。
今流行りに自家製のパンができていたのでそれにつけて食べてみた。『うまい! 実にまろやか。』量があまりないので、人に食べさせるのもったいないくらい。
できたジャムの量は、生柿で中くらいのボール1杯くらいで大瓶1つくらいかな?

これなら絶対受ける。 多分調理師さんびっくりするだろう。

甘柿なら捨てるくらいならジャムにしたら? 嫌いな人でも多分食べてくれるかも。
この施設に長くお手伝いする男性がいる。『俺、柿喰わんのや! 嫌いで』それでも、前にできたの渋の戻った方を少し試食した。『渋ーい!』 口の中がかさかさや『糞詰りになるは!』『もう絶対食わんぞ!』と宣言した。 『このオッサンに絶対食べてもらう!』 ここのパン美味しいといっていたから。パンと一緒に。

今度はカリンがこの施設では結構なる(子供達蹴飛ばして遊んでいるらしい)ので、カリンジャムを作ってあげようと思っている。 果肉で作るのは見た目あまりうまくなさそうだが、必要なら果肉を使うと、たくさんできる。 カリンは香りは最高(金木犀みたいに良い香り 甘い匂いが好きならカリンを1つ車の中に入れておく 脱臭剤?) (部屋の中に一つ入れるだけでも、甘い匂いがあふれる。)果肉のジャムはそこそこで食べられる。 

生ではこれジャムできるの? せいぜい知っている人で、カリン酒かな? 
エキスを取って、煮詰めて綺麗なカリンジャムは少し難しい。

































0 件のコメント:

コメントを投稿