2012年11月16日金曜日

船越海岸の現在


これは 岩手県の上、都に近い山田町のとなり船越海岸の破壊された堤防である。 ここも自分の意見だが、 多分最初の地震でジョイントが外れたり陥没したところに強烈な津波が襲い、いとも簡単にいたるところで防波堤が決壊した。 ここは船越湾の右側が海で、そこを波から守る大きな堤防に囲まれていたのだが、今回はそれをはるかに超えた津波が各県で大きな被害を出した。
手前のスケッチは防波堤の後ろに補強の柱を付けたコンクリートの壁だがいとも簡単に移動して海岸に打ち上げられたようだ。奥はこの同じコンクリートの塊が2段で積み上げられているのだがそのジョイントも簡単に外してしまった。
この左側は津波で大きくえぐられ、現在も残っている作業上は惨めな姿を呈している。 ここの応急処理は1トンの土のうを積み重ね破られた堤防の後ろに積んで海水の侵入を一応止めている。そして連絡道路をなくしたのでその後ろに作業道路を作っているのが、現在の船越漁港だ。

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