2012年11月11日日曜日

東北の街づくり提案


このスケッチは小鎚川の水門近くから大槌小学校方向を見たスケッチで、現在は、この小学校はリペアーされて大槌町仮役場となっている。 先日のスケッチ同様この手前は大潮になると海水が入り込み大きな池のようになってしまう。
今日の新聞に出た被災地の復興ニュースで岩手、宮城、福島は被災地を平均で17mほど、嵩上げして使うようだ。
凄い土砂の量だが、実際にこのようなことを実施するのだろうか? もっと皆が真剣に考えて被災地をどうするか意見を募ったほうが良いのではないだろうか?

自分が最後にお世話になった大槌町を考えて見ると、岩手県の寒いところ。 膨大な予算を掛け、高い盛土をして住宅を復興したから人口が元に戻るだろうか?予算が無駄だし土建業者を喜ばせるだけだ。 昔の日本の箱物行政と変わりない。

自分ならこの比較的大きな被災したスペースに人を雇える企業を作りたい。 企業に来て欲しいと求めても簡単には来ることができないだろう。 自分たちで作るべきだ。

まずここに火力、それも天然ガスを燃やす発電所をつくり(脱原発が根底にある)、ガレキを燃やす焼却場とガレキが亡くなった時に地域のゴミを燃やす焼却場をつくり両方で大量の温水も発生させたい(公共と個人の住宅にもお湯を供給、温水プールも子供たちにも使いたい)。 それはまず第一は地場産業として被災地に綺麗なガラスの温室をたくさんつくり、冬場でも働け、生産のできるものとしたい。 できれば24時間稼働できる野菜工場が理想だろう。 野菜だけではなく、花も、果物も作れば良い。現状では冬の5、6ヶ月は寒くて農業もっできないから温室はこれを解決でき、雇用を産出できる。 港を浚渫し大型客船が入れる港が欲しい。 東北にアジア、アメリカから観光客を大型客船で呼ぶのはどうだろう。 スキーをやりたいオーストラリア人も可能だろう。東北地長は観光資源も豊富にある。
農業、観光だkではダメだ。 漁業はもちろんもっと発展させたい。 岩手県で採れる海産物を海外にも輸出したい。 採れた海産物は最新式の超低温の倉庫で管理し季節を超えて使いたい。 そのためにCASの超低温冷凍庫は必須(CASは農業でもりんご農家でも使いたい)だろう。

三陸鉄道多くの住民が復旧を望んでいる。 これはよしたほうが良い。 新しい鉄道を考えるべきだろう。 無人運転の市電みたいなものを考え、地域の住民を考えて電車にしたらどうだろう。
釜石から大槌町、吉里吉里を通り、山田町に入るループ式の市電だ。こんなものを山手線のように回して使いたい。生活の現場と観光地を結んだ市電が理想だが。 観光地が遠ければ現実的なものを考えたい。現場、高齢者、子供たちに優しい交通機関を作りたい。 被災地を再度また津波が襲う可能性はあるので、盛土などしないで広い面積は有効に使いたいし大金をあまりかけたくない。子供たたちの将来を考え、子供たちが過ごしやすい場所を作るべきだろう。 子供をたくさん作ると奨励金や奨学金がもらえる建にしたい。若者、子供たちが健全に遊ぶ場所、グラウンド、体育館、公園等をつくり、若者を呼び戻せる東北を作るのが先決だろう。 人が住むところは(絶対の高台だ、今は車があるので全く問題はない)同じ災害は起こさない場所を選定して新しい街、魅力的な街を作りたい。
近くでは、遠野、角館、遠くでは柳井、倉敷、奈良井宿、奈良今井町、川越、美々津、萩浜町等が参考になるだろう。 美しい住みよい街は観光客も集まってくれる。

理想的な新しい街を東北の太平洋沿岸に作って欲しいと願っています。

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