2012年5月18日金曜日

写真返却展



長崎ベース周辺の今日この頃です。 がれきは置き場にほとんど移動できましたが、その後はそれほど進んでいません。 しかしコンクリートのぶんべつのために大きな場所が用意され着実に分別し処理はしていますが。 総量が大きいので大変だと思います。

今日は午後からパレスティナ子供キャンペーンが整理した地元の写真の1区切りで写真返却展を 大槌町のマスト(スーパーマーケット)で27日まで実施することのお手伝いに選ばれ、2時半からお手伝いをした。 津波で流され、ひどい状態の写真を奇麗に拭いて汚れを取り、除菌して返却できるようにしたものを町民の方にお返しし始めた。
かなりの量で、見るだけでも大変、これを洗浄したボランティアの方々の苦労が報われ始めています。
今日もそれほど多くはないのですが、いろいろ見つかっています。 写真や、アルバムごと、あるいは賞状、そしてわずか1枚とか友達の写真汚いもの、傷ついたもの、変色したもの、すべてなくしたご家庭には僅か1枚でも大変喜んで帰って行かれます。
子供を連れたお父さんが来られたのですが、何も見つけることはできませんでした。 大人は特に男性はあまり根気がないせいか、あまり開こうとはしません。 しかし子どもが周囲に張ってある写真から友達の写真を目ざとく見つけ、『友達に渡してもらえる?』『渡せるよ』の返事でお渡しできました。 名前もわかった人は掲載され、そこから一気にヒントを見つけたりそのものにありついたり、私が声をかけたお母さんは自分の息子の賞状を一気に4枚見つける好運に会いました。
ある女性は、お父さんの写真を見つけ喜んでおられました。ただまだお母さんの写真が見つからないので、執念で見つけようとしておられ、また来ますと言われて帰られた。 このように女性の方は沢山ある中からじっくりアルバム開いて探しておられ、何かを『Get』されていました。 根気が必要だと感じています。 一日目はそれでも100名程来られて写真を探して折れれました。 4時間半ほど立つのは結構、きついでした。


ここはレストラン、被災地の真ん中で1軒だけ営業しています。 ベースの隣です。


役所の前ぐらいから撮影した生活『旧ふれあいセンター』が右側です。


植田病院後ろから見た城山の展望台が頂上にあります。


白い建物が大槌小学校です。 リペアーして役所として使うようです。


現在の役所や消防署、警察等が仮設の事務所で営業しています。


津波で被災したのですが、現在しっかり再稼働しています。


この自動車整備工場も被災していますが、再営業恥じています。

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