2013年5月8日水曜日

南三陸町の高台にある特養老人ホームと気仙沼松崎地区

毎日忙しく過ごしております。ブログのアップが難しいこの頃です。お許しください。
大分県の中津に入り、大分県から来られた高橋神父さまや、別府の林さんご夫妻のお会い出来ました。 一昨日サレジオ会の神父様(ニコデモ・ピサルスキー師 94歳)が別府で亡くなられたので昨晩と今朝葬儀のミサに参加いたしました。 ここでも高橋神父さまにお会い出来ました。 塩釜ではお世話になりました。


このスケッチは南三陸町の高台にある特養老人ホームでここまでな津波も上がらないだろうと思われる高台だが
運悪くこの高台も津波が襲ってご覧のように1階建ての建物の庇まで津波が浸水しています。 特養老人ホームなので介護をしなければ自分では逃げられないご老人が多かったと思います。 ここでも看護の方が亡くなられていますのでご老人を全員救助出来なかったのではと考えました。
この施設の上に南三陸高等学校が位置しておりそこまで避難できたら助かったと思いますが結構な階段があり避難を難しくしたと思います。


ここはまだ気仙沼の松崎地区で気仙沼はこの左側の半島の向こうに位置し、この地区はその半島のこちら側です。気仙沼のベッドタウンに当たるのではないかと思います。 海面がそこまで迫っており海抜0mではないでしょうか?


ここは気仙沼の水産加工場かもしれません。津波は1階を完全に壊しており津波のがれきが当たることで大きなダメージを受けていると思われます。


写真から推測するに3mほど海水、津波が押し寄せており、ガレキを運んできたのでぶつかった所を破壊されたり、大きなダメージを受けています。


この松崎地区の1階はご覧のようにガレキに覆われそれらのガレキが大きなダメージをこの松崎地区にもたらしました。 今回の津波はガレキが作られることにより津波のパワーを増し、破壊していました。


津波に洗われた土地はご覧のように地肌がむき出しで周囲は何も残っていません。右側の端に見える高台の家屋は少し壊されたくらいですか?


大型の建物、水産加工場だろうか津波に耐えて外壁は残っていますが、被害の状況で解体するか修理するかで変わると思いますが海抜0m地区の建築は許可が出ないでしょうね。


道路の突き当りは大型の加工場らしきものが残ってはいますが修復は難しいと推測できます。


地表まで削り取られた松崎地区は見渡す限り何も残っていません。


これは何でしょうか?したにはガレキで覆われたタイヤが見えるので乗用車のようですが、原型を留めていないので軽自動車か、自動車かの区別ができません。


川の中に流れ込んだあらゆるガレキはこの先方で住宅が川に嵌まり、水路をせき止めたので、壊れたものの多くはこのあたりに散在したようです。

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