このスケッチは大船渡の古物商の庭先に置いてあった古いバイクだ。野ざらしになっていたので、多分津波による被災で動かないと思う。
朝6時頃に起きだしてまだ人のいない場所でスケッチをしてみた。周囲は明るいが、すでに10月も半ば、かなり寒かったので、重装備で(冬物のつなぎとジャンパーを羽織って描いていた。
今日中津は霜が少し降りていたが、昨日と違い日中は小春日和で、少し風が出ていた。 周囲の畑にもちらほろ人々が出て春の準備、土作り、トラクターを動かす人、作物はこちらも雪が降ったりしたが、海の近くでは昨年の年を越したニンニクが元気よく伸びだしたようだ。 周囲や自分のいる中津永添の修道院にも梅の花が咲き始めた、昨年末手入れをした梅から花が開き始め白い花があお空に生えている。
ヘドロの入った床下に潜り込みヘドロを書き出すのは大変な仕事であった。 時には床下のもっと小さな穴から潜り込み泥まみれになってヘドロを掻き出していました。男性陣は特に力仕事
女性陣は特に頼まれて家庭のキッチンや風呂場の清掃を任されていました。 さすがに慣れたもので、ヘドロの溜まった風呂場でも使えそうな具合に清掃ができていました。 問題は水がでないこと、ガスが使えないこと等が重なり復旧はいつまででしたでしょうか?
街の中こんな光景もなれてきましたが、最初はショックでした。 がれきの中で倒立?した乗用車
実はエンジンが重いのでまいづの中はこんな格好で流され、津波が引いたあとは引っかかったところが止まるところで、これはビルの壁が支えで止まってしまったようです。
住宅街に流れ着いた大型トラック、これらの大きな物が津波に押し流され住宅街にいろいろなものを壊しながら侵入して来たようだ。
気仙沼で立ち上がっていた災害ボランティアセンターで、仙台から引率いただいた、仙台教区の新婦様で、引継ぎに入るところ。
床屋さんのお店の中はご覧のように入口のガラスが破れて津波が侵入し壁のいたるところを水が浸し、汚して引いて行った状態です。 電動式の床屋の椅子は結構大会ですが全く使えなくなり、廃棄処分が運命です。
足の踏み場もないくらい空き地にはガレキが積み上がり、重機のくるのを今後何ヶ月待つことになるだろう? ヘドロに匂いは住民が帰ってくるのを長く拒んだと思います。
このご家庭は、震災後ほぼ3週間自分たちでヘドロだし、家財の分別、洗い出し、毎日が仕事の連続で大変で、ボランティアが入りだしてようやく救援の申請をだし、運良く自分たちが担当したのでした。
鉄筋のアパートの壁に寄りかかる乗用車。 どこから流れ着いたのだろう軽乗用車?のタイヤそして破壊されたありとあらゆるものが流れ着いた津波の先端近くだろう。
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