2011年11月19日土曜日

先日陸前高田でいただいた当日の津波の写真


気仙川を遡る津波の第一波。 この後に河口から1000mの姉歯橋は決壊。


これらの写真は先日陸前高田に行ったときいただいた写真だ。 私が4月のボランティアに入った、最初に知り合った方から地元の高校生が撮影した写真を見せていただき、それをコピーさせていただいたものを掲載します。 震災の数日前に撮影した陸前高田の市街地も写っていますが、3月11日の大津波で一気に破壊された、すさまじい津波のパワーの凄さに改めて驚かされる。


これは陸前高田市の全景だが現在はこれらのコンクリート土台しか残っていない。


この写真は津波の前に撮影された陸前高田市の風景だがいまは、すでにこれを見ることはできない。


津波の先端を捉えた写真のようだ。 堤防を越えることなく津波が川に沿って遡上し始めている


水量が増え始めた先端の大津波はすでに堤防を乗り越える高さに達している。これが津波の始まり


 この写真は大きな水門があるのだがそれも軽々と乗り越え、写真の左は、有名な陸前高田の松林も1本残して全部流されてしまった。この写真ではすでに水門付近は津波が堤防の高さを超えて侵入し始めているようだ。


津波の先端は低く橋の下を通過できるのだが、津波が高くなると容赦なく橋を正面や上から覆いかぶさるのでひとたまりもなく落ちてしまった。


これだけの津波の塊が一気に姉歯橋にぶつかり、次のもっと高い津波が押してくるので、これくらいの橋ではひとたまりもなく決壊してしまうのだ。 この下にある国道45号の大きな橋も落ちてしまった。これだけの波だがパワーを感じる写真だ。


この写真では防波堤から海水が溢れ出し、街の中に侵入してきている。 怖い写真だ。


すでにこの写真ではこちらの川の堤防は津波で溢れ出し、街の中に海水が浸入し始めた写真だ。 ここもいずれは破壊され何も残らない。 赤い屋根は幼稚園だろうか

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