2013年9月2日月曜日

20110524 石巻住宅街被災7

おはようございます。
中津は十分に雨が降っています。 逆に多過ぎるくらい、今日も明日もまだ少し降りそうです。
植物も昆虫も今後は水分あまりいらないかも。 しかし土曜日も雨模様。 そして台風が新たに発生。 苗をいつ植えようか? 今度はこれが心配。 水分多すぎても問題で。 思案のしどころで。


これは石巻。 門脇小学校から見た左側500mくらいのところに大きなお寺があり、これもしっかり津波に耐えて残っていました。 左側の住宅、お寺がしっかり津波に耐えたのでそのおかげで水勢が止められたのかな?残りましたね。 ご覧のように墓石がすごい状態でこれこそ『途方にくれる』でしょう。


がれきの中にもあの流された重い墓石が数百と混在して、これをどのように整理するかはお寺と檀家の今後の協議でしょう。 岩手県の大槌町でも同じ現象が起こっていました。 ここは墓石が火災に巻き込まれていました。


早速使える重機やトラックは総動員していたるところに派遣され働いていました。 被災地があまりに広大でいくら重機が入っても、無いかのような現象でした。働ける機材が少なすぎ。


この写真は門脇小学校で後ろは小高い山がありそこに逃げ込めば充分助かった立地の良い学校の一つですが、運の悪いことは火災に巻き込まれほぼ全焼で黒いのは煙で焦がれた校舎です。
手前のガレキもひどく墓石が山と流れ付いて、ガレキと混在していました。 どうして整理しようと主は考えたでしょう。


右下の入口が学校の調理場のようで、火勢の一番強かった印象を受けました。中は全焼でサッシも冷蔵庫も焼け落ちていました。



これが学校の全景で焼けたところ、焼けなかったところの区別がしっかり分かり、火勢の強かったところはより黒くなっています。 風向きも右から左のようで、小高い丘に沿って右から左へと日本製紙まで類焼しています。


車の積まれている向こうががれきの集まったところでこの中に無数の墓石が含まれていました。 あの重い墓石を押し流した津波のパワーに驚きました。


ここもあの大きなお寺のお墓の痕だと思います。無数の墓は倒壊し、墓石は流されていました。このあたりから迫ってくる小高い丘が傾斜を作っているので津波はこのあたりを限界に駆け上って運の良かった住宅は津波の影響が少なかったようです。


このあたりも新興住宅地だったようで、真新しい住宅が多く、それらが壊滅的な被害を受けたところです。 このあたりが津波の限界点で、しかしそれでも1階には津波が侵入しているようです。ブルーシートは津波で壊されたサッシ部です。

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